
「もう限界かもしれない」
「このままずっと今の仕事を続けるのは無理かも」
そう思って、このページにたどり着いた方も多いと思います。
毎日の仕事に強いストレスを感じているのに、
「自分が弱いだけじゃないか」
「みんな頑張ってるのに甘えてるのかも」
と自分を責めてしまっていませんか?
でも大丈夫です。
この記事では、かつて同じように限界まで我慢し、心と体を壊しかけた筆者自身の実体験をもとに、
「内向型でも無理なく働ける道」
についてお伝えしていきます。
この記事では、以下のような内容をお伝えします。
- 内向型が「仕事辞めたい」と感じることが自然な理由
- 内向型の筆者が、実際にうつ状態に追い込まれた経験談
- 内向型に向いている環境
- 未経験でも始められる静かに働けるスキル
今、心がすり減っているあなたに知ってほしい内容です。
この記事が、少しでもあなたの心を軽くし、「自分らしく働ける未来」への第一歩になれば嬉しいです。
本記事の著者


内向型が「仕事辞めたい」と感じるのはおかしくない


まず初めに、内向型の方で「仕事を辞めたい」と感じている方も多いと思いますが、
結論:その気持ちは、おかしくないです。
理由を見ていきましょう。
仕事がつらい…そんな自分を責めていませんか?
「辞めたい」と思うのは、甘えではありません。
なぜなら、社会は外向型向けに作られているからです。
学生の頃からそうだったと思いますが、人前で話す、積極的に発言する人が評価されやすいからです。
一方で、内向型は静かな環境や一人の作業を好みます。
刺激が多いと、すぐに疲れてしまいます。
私も営業職のとき、毎日がつらくてたまりませんでした。



電話や外回りが本当に苦痛でした。
でもそれは、自分が悪いのではなく、環境が合っていなかっただけでした。
恐らく仕事を辞めたいと思っているあなたも、「今の環境がマッチしていないだけ」です。
まずは、自分を責めないことから始めましょう。
仕事を辞めたいと感じる時の“限界サイン”とは
強く「辞めたい」と思うときは、限界が近いサインです。
内向型は無理をしても、表現をしたり、相手に伝えたりするのが苦手なタイプです。
気づいたときには、心や体に不調が出ていることもあります。



私もそうでした。
寝ても疲れが取れず、朝は布団から出られなくなりました。
「辞めたい」と感じたら、無理をする前に立ち止まりましょう。
それは逃げではなく、自分を守るために大切です。
内向型の私がうつ状態まで追い込まれた体験談【限界でした】


内向型の私が、「営業職」でうつ状態まで追い込まれた体験談を紹介します。
内向型なのに営業職で頑張りすぎた日々
内向型の自分には、営業職は向いていませんでした。
毎日がストレスの連続でした。
- 電話対応
- 外回り
- 雑談
- 上司の詰め(パワハラ)
どれも、内向型の自分には苦手なことばかりです。
内向型は、一人で静かに取り組む仕事の方が力を発揮しやすい性質があります。
でも当時の私は、それを知らずに「頑張るしかない」と自分を追い込んでいました。
- 上司から「もっと積極的に動け」と言われる。
- 電話1本かけるだけでも心臓がドキドキ。
- お客様との雑談にも疲れて、帰る頃にはヘトヘト。
自分の性格に合わない仕事を無理に続けると、どんどん心が削られていきます。
限界まで我慢して、ついに心と体に異変が出た
体と心が限界を迎える前に、行動することが大切です。
我慢を続けた結果、ある日突然、動けなくなりました。
心と体のサインを無視し続けた結果でした。
- 朝、目が覚めても布団から出られない。
- 胸の奥がずっとザワザワして、常に不安な気持ち。
- 考えがまとまらず、仕事の段取りもわからない。
ついに会社を休んで、心療内科に行きました。
診断は「抑うつ状態」。
医師からは「3ヶ月休みなさい」と言われました。


その後、私は会社を辞める決断をしました。
心と体は正直です。
つらいと思った時点で、もう限界が近いのかもしれません。
自分だけは大丈夫と思っていると思う方もいると思いますが、その日は突然やってきます。
「このままじゃダメだ」と思って行動したこと
環境を変えたことで、少しずつ前を向けるようになりました。
地元の企業に転職し、気持ちにも時間にも余裕ができたので、まずは「生活を整えること」を意識しました。
そして、自分を見つめ直しました。
・何が得意で、何が苦手なのか?
・どんな働き方なら、無理なく続けられそうか?
答えを探しながら、最初はプログラミングを独学し始めました。
そこから徐々にWebの仕事にも興味が湧いてきました。
行動したからこそ、「自分に合う道」を見つけるきっかけが生まれました。
内向型の私が仕事を辞めて学んだこと


なかなかつらい経験でしたが、この経験から学んだことが2つあります。
仕事を辞めて何も問題ない
仕事を辞めても、人生は意外となんとかなります。
以前の私は、「辞める=逃げ」と思い込んでいました。
でも、つらい環境に居続けるほうが、よっぽど人生に悪影響でした。
誰にでも「心が壊れる前に離れる」という選択肢があっていいはずです。
こんなことを言ってますが、私も仕事を辞めるときはとても不安でした。
「次の仕事が見つかるかな」「周りになんて言われるかな」
そんな不安でいっぱいでした。
でも実際は、時間ができて、自分を見つめ直す余裕が生まれ、「本当にこのままでいいのか?」と向き合えたことが、転機になりました。
辞めることは悪ではありません。
本当の問題は、「今の状況に疑問を持たず、無理し続ける」ことです。
内向型は苦手を頑張るより、得意を伸ばすべき
苦手を無理に克服するより、得意を活かしたほうがラクに働けます。
営業職では、
- コミュニケーション力
- 交渉力
- 積極性
など、外向型の力が強く求められました。
私のような内向型にとっては、毎日がしんどくてたまりませんでした。
でも、自分が苦手なことを頑張るより、得意なことを伸ばしたほうがストレスも少なく、成果も出やすいです。
私は、文章を書いたり、コツコツ作業をすることがわりと好きです。
だから、SNS運用やブログ運営の方がずっと楽しいと思えました。
「人と比べて苦手だから頑張る」のではなく、「自分の得意を伸ばす」という考え方に変えてから、働くのがグッと楽になりました。
内向型に向いている働き方・仕事の特徴とは?


内向型に向いている働き方、仕事にはどのような特徴があるのでしょうか?
具体的に見ていきましょう。
内向型に向いているのはどんな職場?
内向型に向いているのは、静かで落ち着いた環境の職場です。
内向型の人は、外からの刺激に敏感です。
人混みや雑音、急な対応などが続くと、それだけでどっと疲れてしまいます。
そのため、以下のような職場が向いています。
- 刺激が少ない環境例:静かなオフィス、自宅など
- 一人で完結できる仕事:自分のペースで集中できる業務
- 人間関係のストレスが小さい:無理に雑談したり、社交性を求められない環境
私も以前、積極的なチームワークが求められる職場にいたときは、毎日クタクタでした。
今は、静かな環境で一人で完結できる仕事をしていますが、以前よりもずっと楽に働けています。
内向型におすすめの仕事・職種例
内向型には、自分のペースで取り組める仕事がおすすめです。


この記事では「内向型・HSPにむている仕事10選」を紹介しています。
これらの仕事は、静かな環境で働けたり、対人ストレスが少なかったりします。
また、パソコン1つでできる仕事も多く、場所を選ばず働けるのも魅力です。
中でもリモートワークOKの仕事は、内向型の人にとって働きやすいと思います。
自分に合った働き方を見つけることで、無理なく仕事を続けられます。
未経験からでも目指せる「静かに働ける仕事」


未経験からでも始めやすく、内向的な人に向いている仕事を紹介していきます。
① ブログ|自分の経験を発信して収益化
ブログでは、自分の考えや体験を記事にして、人の悩みを解決できます。
読まれた記事に広告を貼ることで、収益も得られます。
また、自分の経験や考えを記事にすることがメインのため、対人の仕事はほとんどないです。
私もこのブログを通じて、「静かに働きたい人」に向けた情報を発信しています。
最初は全く読まれませんでしたが、最近はありがたいことに少しずつ読者さんも増えてきました。
ブログは、内向型の特性を活かして、自分のペースでじっくり続けられるスキルです。
② SNS運用|裏方として価値を届ける
SNS運用は、SNSを通して情報発信する仕事です。
アカウントを運用し、「どんな投稿をすればいいか?」「どうすれば反応が増えるか?」を考えて投稿し、改善していきます。
主に裏方作業なので、人前に出る必要はありません。
たとえばInstagramで、投稿内容や実施する施策を工夫するだけで、フォロワー数が増えて反応も大きく変わります。
内向型の「分析力」や「コツコツ取り組む継続力」が活かせる仕事です。
人前に出るのが苦手でも、SNSの知識を活かせば価値を提供できます。
③ Web広告運用|数字で成果を出す仕事
Web広告運用は、黙々と数字を見るのが好きな人に向いています。
この仕事では、ネット広告(例:Google広告やInstagram広告)の効果を分析して、どんな広告がクリックされたかを改善していきます。
「どうすればもっと売れるか」を数字で考えるので、感覚よりも「ロジック重視」の仕事です。
たとえば「広告Aは10人にクリックされたけど、広告Bは30人にクリックされた」など、数字で差が明確になります。
会話よりもデータを見て改善するのが得意な人には、ぴったりの仕事です。
私は、Web広告運用の仕事をしていますので、興味のある方はこちらの記事が参考になると思います。


④ プログラミング|一人でコツコツ進める仕事
プログラミングは、黙々と作業したい人にとって理想的な仕事です。
コード(=命令文)を書いて、Webサイトやアプリなどを作る仕事です。
集中して取り組む場面が多く、人と話すことは少なめです。



私も初めは、プログラミングを学びました。
難しそうに見えますが、最初は「文字を表示するだけ」など、基礎から少しずつ学べます。
習得には時間がかかりますが、需要が高いのも事実です。
集中力がある人、一人で静かに作業したい人には、長く活かせるスキルです。
仕事を辞める勇気がない時するべき、小さな一歩とは?


「すぐに仕事を辞めれない」「仕事を辞める勇気が持てない」という方もいらっしゃると思います。
ここでは、環境を変えるための「小さな一歩」を紹介していきいます。
いきなり辞めなくてもOK。今の環境でできる工夫
「辞めたい」と思っても、いきなり退職するのは不安ですよね。
でも、今の職場にいながらでも少しずつ環境を変える方法はあります。
たとえば以下のような工夫です:
- 配属変更の相談:自分に合う部署や業務があるか上司に相談してみる
- 副業を始める:ブログやSNSなど、スキマ時間で始められることからスタート
- 勉強を始める:無料のYouTubeや本で、気になるスキルを少しずつ学ぶ
私も最初はプログラミングの勉強から始めました。
仕事の後や休日に、勉強をして、自信がついてから仕事を開始しました。
辞めるのが怖いなら、まずは「今できる小さな一歩」から始めれば大丈夫です。
私が「辞めてよかった」と心から思える理由
私は苦手な「営業職」の仕事を辞めて、本当に良かったと心から思っています。
無理な環境から抜け出したことで、心も体も安定しました。
そして、自分に合った仕事を見つけられたからです。
以前の私は、毎日が限界でした。
でも辞めたあとは、体調も良くなり、好きなことを学ぶ時間もできました。
そして今では、Webマーケティングという分野で、静かに、でもやりがいを感じながら働けています。
「辞めたい」と思ったあの日が、私の人生の分かれ道でした。



当時はつらかったけど、辞めるきっかけを作ってくれたパワハラ上司にも感謝してます!
まとめ|仕事を辞めたいときこそ、自分に合った働き方を探すチャンス





「仕事が自分に合っていなくてつらいな」
「仕事を辞めたいな」
そう思っているあなたは、きっと今、頑張りすぎているんだと思います。
でもその気持ちは、決して間違いでも、逃げでもありません。
それは、心が「もっと自分に合う場所があるよ」と教えてくれているサインです。
今の環境に無理して居続けることだけが、正しいわけじゃありません。
むしろ、自分に合った場所を探すことの方が、ずっと前向きな選択です。
私も、あのとき一歩を踏み出したからこそ、今は楽しく働けています。
焦らなくて大丈夫です。
小さな一歩でいいから、あなたのペースで動き出してみてください。



あなたが、あなたらしく働ける道は、きっと見つかります。
今回は以上です。